生後7ヶ月目をエンジョイしていたら、あっという間に生後8ヶ月目に突入したシュナウザーのハルです。
飼い主は、最近思うんです。
パピーって、月齢を重ねるごとに成長が加速するなと。
その加速度ぶりには、目を見張るばかりです。
生後7ヶ月になってからは、全てが完成形に近づいてきました。
トイレ、100%
まず、トイレは室内で完璧にできるようになりました。
以前は、たまに外していましたが、今はおしっこは100%、うんちもほぼ100%に近いところまできました。

うんちは、外してもトレー周辺にできています。
これはもう完成形として認定です。
そのため、ご褒美は、夜、飼い主と一緒にベッドで寝ること。
今まで寝る時はハウスさせていましたが、トイレの不安が解消されたので、一緒に寝ることができるようになりました。
しかも、トイレに行きたい時は、ベッドの端にドアを向いて座り、ちゃんと教えてくれるんです。

すごい!いつの間にこんな意思表示ができるようになったんでしょう・・・。
「伏せ」が言葉だけでできた!

さらには、「伏せ」が言葉だけでできるようになりました。
「お座り」は早い段階でできていたんですが、「伏せ」はハンドシグナルでもなかなかしてくれず。
そもそも、ハルは周りの刺激に過敏なタイプ。ちょっとした物音や気配にも過剰に反応してしまいます。
集中させてのトレーニングがなかなかできず、苦戦する日々でした。
それが、生後7ヶ月過ぎたある日突然、「伏せ」ができたんです。言葉だけで。
「突然」というのは、あくまで飼い主の印象で、ワンコにとっては「突然」なんてないんですけどね。
犬って、その行動を「平均65回繰り返すと覚える」と言われているそうです。
そして、「犬の集中力は15分」。
そう考えると、「毎日15分くらいのトレーニングを朝晩2回、とにかく毎日継続してやる」ことが大事ということですね。
個体によって、学習速度の早い遅いはあるかもしれませんが、根気よく教えれば犬は必ず覚えてくれます。
「うちの子、頭悪いから全然覚えないの~」などと言う人がいますが、飼い主の根気が足りないだけなんですよね。
行動が定着する前に飼い主がトレーニングをやめてしまったら、犬はその行動をしなくなります。

「諦めないこと」が大事です。
顔まわりもへっちゃらほい
顔周りを触られることが苦手だったハル。
「ハルくんは、顔周りを触ろうとするとすごく嫌がるので、普段から慣らしてくださいね。」
動物病院でもトリミングサロンでも、同じことを言われました。
確かに家でも目ヤニを取ろうとすると嫌がって取らせてくれません。
実は、顔周りを触ることは、子犬を迎えると決めてからずっと意識していたことではありました。
歯磨きやお髭を拭いたりする時、耳掃除をする時など、おとなしくやらせてくれるかどうかは非常に重要なポイントです。

ですが、ご指摘いただいた通り、全然できていなかったんですね〜。トホホ
ということで、さらに意識して顔周りを触る練習をしました。
するとどうでしょう・・・。
生後7ヶ月に入った頃から、気づけば全然嫌がらなくなっていたんです。
しかも、自分から手やソファに顎乗せしてくるので、その時にすかさず目ヤニ取っちゃいます。

もはや楽勝です♪

この顔周りを触る練習や横になってお腹を見せる練習などのことを「ハズバンダリートレーニング」と言います。
ハズバンダリー(husbandry)は「農業・畜産の意」です。
そして、「ハズバンダリートレーニング」とは、「世話・治療などがしやすいよう、飼育動物に行うしつけ」のことです。「受診動作訓練」とも呼ばれています。
この練習をしておくと、家での顔周りのお手入れやトリミングの他に、病院での診察などがスムーズにできるようになります。
「スムーズにできる」ということは、人間側が楽というだけではなく、犬にとっても「ストレスが少ない」ということです。

この「犬にストレスをかけない」ということが重要ポイントなんですね。
子犬のうちに慣らしておくと、これからもずっと役に立つのでオススメです。
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