子犬期の食糞問題とその対策

犬の飼い方

子犬期に「愛犬が食糞しちゃう」って悩む飼い主さんは意外と多いようです。

なんと、シュナウザーのハルも我が家に来てちょうど10日後の10週齢(生後2ヶ月半)で食糞を始めてしまいました。

初めてその姿を見たときは、えらくショックで・・・。

エイコ
エイコ

飼い主的には、妙に落ち込むんですよね・・・

人間としては、あり得ない、信じたくない光景ではあります。

どうして、食糞してしまうのでしょう。どうすればそれを防げるのでしょう。

犬の習性を知る」ことが解決の第一歩になります。



犬の習性とは?

子犬はなぜ食糞してしまうのでしょう?

母犬は子犬の排泄物を食べることがあるそうです。

もともと犬はきれい好きな動物で、「寝床を汚さない」という習性があります。

生まれたばかりの子犬の赤ちゃんたちは、まだ自力で移動ができないため、母犬が子犬をひっくり返して、排泄物を食べてしまうことがあるんですね。

それは、巣を清潔に保つためであったり、他の動物からの攻撃を受けないようにするためであると言われています。

エイコ
エイコ

排泄物が残っていると、自分たちの居場所を他の動物に知らせることになってしまいますよね

子犬が自分の排泄物を食べる」というのは、このような犬の習性としての名残りであったり、また単なる探索行動であるという説もあります。

いずれにしろ、成長するに従って食べなくなるケースが多いようです。

また自分の排泄物だけでなく、猫など他の動物の排泄物を食べる場合もあります。

先代犬ボノは、子犬の頃、自分のうんちは食べませんでしたが、一緒に飼っていた猫のうんちを好んで食べました。

最初、「猫のうんちを美味しそうにむしゃむしゃ食べている」その姿に、大変な衝撃を受けたものです。

慌ててネットでいろいろ調べたところ、「猫のフードは犬のフードより嗜好性が高いものが多く、排泄物の匂いが強いから」で、珍しいことではないとのこと。

犬にとって猫のウンチは「ごちそう」のようなものなんですね。

とはいえ、子犬が自分のうんちや飼っている猫のうんちを食べる分にはまだいいですが、外で他の犬の排泄物を食べてしまうと、「寄生虫や伝染病の危険」があります。

これは、極力近づけないようにして、食べることを防がないといけませんね。

子犬が食糞する原因と対策

子犬がうんちを食べる原因はいくつか考えられます。

考えられる食糞の原因
  1. 排泄物を片付けているつもり
  2. 遊びの一環だと思っている
  3. お腹が空いている

排泄物を片付けているつもり

これは、「巣を清潔に保つ」という犬の習性としての名残りもあるでしょうし、飼い主さんが片付けているのを見て真似しているということも考えられます。

排泄をしたら、なるべくトイレから遠い場所に呼び、おやつをあげて、その間にすばやくうんちを片付けましょう。

遊びの一環だと思っている

子犬はうんちを遊び道具だと思っていたり、飼い主さんがいなくて暇だから、退屈しのぎで食べているのかもしれません。

もしくは、単なる好奇心で食べてみたら、意外とおいしかったということもあるかもしれません。

また、よく言われるのが、うんちを食べた時に飼い主さんが騒いだり、慌てて片付けたりするのを「注目されている」「遊んでもらっている」と思ってしまうというものです。

特に、「慌てて片付ける」というのは一番してはいけない行為です。

犬は「取られまい」と逆に急いで食べてしまうからです。

極力、大声を出さず、静かにゆっくり排泄物を片付けるよう心がけましょう。

ドッグトレーナー中西典子さん著の『犬のモンダイ行動の処方箋』という本の中に、ジャックラッセルテリアの食糞例が出ていました。

そのジャックラッセルテリアが排泄をすると、飼い主さんは慌てて片付けようとし、いつも「うんちの取り合いっこ」になっているそうです。

しまいには、ワンコが「肛門に口をつけながらくるくる回り、おしりから出るうんちを床に落とす前に食べてしまう」という荒技に出るという・・・。

読んで、ゲラゲラ笑っちゃいました。

こんなワンコもいるんですね。面白いので、ぜひ読んでみてください。

エイコ
エイコ

これをされると飼い主はもうお手上げですね

お腹がすいている

子犬期の食事は、通常1日3〜4回に分けて与えます。

これは、子犬の間は消化機能が未熟なため、一度に多くの量を与えると未消化で下痢になったり、吐いたりしてしまうからです。

例えば、お留守番が長かったりして食事回数が少ない場合、子犬はお腹が空いてしまいますよね。

このような食欲旺盛な子犬期にお腹が空いてうんちを食べ始め、それが習慣化してしまうケースも考えられます。

改めて食事量や回数が適正かを見直してみましょう。

エイコ
エイコ

「フードを替えて食糞がなくなった」というケースもあるようですよ。

まとめ

愛犬が食糞をした際、重要なことをまとめます。

子犬の食糞は「自然なこと」だと受け入れる

食糞は、「ヒト」としては生理的に受けつけないものです。

しかし、「犬の習性」を考えると、食糞は珍しいことではなく、「自然な行為」と言えます。

なので、まずはそこを理解し、「受け入れる」という心を持つことが大事です。

この心を持てないと、犬に対して「嫌悪感」を抱いてしまい、食糞をした時に厳しく叱ってしまったり、愛犬を好きになれなくなったり・・・

エイコ
エイコ

トレーニングにも影響が出るかもしれません

「あら、また食べちゃった。食べちゃったものはしょうがないや。」

くらいの寛大な気持ちでいられるように、自分自身を変えていきましょう。

それが、トレーニングのスタートです。

そのうち、だんだんと免疫もついてきます。

「ヒト」のものさしで「イヌ」を考えるのではなく、「イヌ」のものさしで考えられるように、私たちも「イヌ」のことをいっぱい勉強しないとですね。

食糞した時の「してはいけない」3か条

もし、愛犬が食糞してしまったら、「やってはいけないこと」、それは・・・

騒がない」「叱らない」「慌てて片付けない

これに尽きます。

万が一、食べてしまったら、諦めてそっとしておきましょう。

間違っても口をこじ開けて出させようとしないことです。

なぜなら、飼い主がこういう行為をすることによって、「うんちを食べる」という行動が「強化される」からです。

そして、それが「習慣化」してしまうんです。

ということは、愛犬の食糞が習慣化している場合、それは「飼い主の責任」であって、ワンコが悪いわけではないということですね。

エイコ
エイコ

愛犬を叱るのは、「見当違い」ということですよ

じゃあ、どうすればいいのか、やっぱりやめさせたいと悩む飼い主さんは多いですよね。

私もその一人です。

「食糞させない」私が試して成功した方法

シュナウザー「ハル」の場合

愛犬ハルが食糞を始めて、いろいろな方法を試してみました。

ハルの様子を見ていると「お腹が空いて」食べているわけではないようです。

なぜなら、食事をして1時間も経たないうちに食べちゃうことが度々ありました。

とりあえず、「トイレから離れたところで名前を呼んで、おやつをあげ、食べている隙にささっと片付ける」を実践するようにしています。

しかし、この方法、うまくいく時もあれば、いかない時もあります。

一度食糞をした際に、口をこじ開け、無理やり出させたことがありました。

それ以降、この食糞行動が強化されてしまい、名前を呼んでも完全無視し、取られまいと速攻で口に入れるようになってしまったんです。

そこで、いい方法を思いつきました。

うんちをし終わった瞬間、名前を呼びながら、「排泄をした場所のすぐそばにおやつを撒く」んです。

すると、ほぼ100%の割合で、おやつに気が移ります。

なので、その隙に片付けちゃいます。

これ、おすすめです。

愛犬の食糞にお悩みの方は、ぜひ試してみてください。

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