2021年3月14日、東京では去年に並び、観測史上最速で桜が開花しました。
この時点で、ハルが我が家にやってきて、まだ1週間。
ワクチン摂取が終わらないと通常の散歩はできませんが、社会化のため積極的に外に連れ出すことにしました。
『抱っこ散歩』で外に慣らす
まずは、スリングに入れての「抱っこ散歩」です。
「スリング」というのは、いわゆる「抱っこ紐」のことです。
「犬を腕に抱っこすると、重いし、暑いし、意外と大変」
「抱っこしていると両手がふさがって、何もできない」
などという経験のある方も多いのではないでしょうか。
その点、スリングは、肩から斜めがけでき、袋状の部分にワンコをすっぽり納めることができるため、両手が空いて便利です。
また、体に接する部分も少ないため、暑さも緩和されます。

犬の体温て人間より高いので、夏に抱っこは暑くてたまらんですよね
子犬や小型犬には、本当に重宝します。
特に子犬のうちは、自転車が近くを通り過ぎたり、バイクや車の音に驚いたりして、飛び降りようとする時があります。
これって、とっても危険ですよね。落ちて骨折したり、車に轢かれたり・・・。

想像するだけで、ぞっとします
その点、スリングは、体がすっぽり入っている状態で抱きかかえているので、飛び出し防止になります。
私が持っているスリングは、口の部分がキュッと締められるので、ワンコが飛び出ることはありません。

中には、飛び出し防止用のフックがついているものもあるので、活発な子にはそういうのを選ぶと安心ですね。
デザインや素材も豊富なので、ぜひお気に入りのスリングを見つけてください。
ハルの初めてのお外は、不安と好奇心が半々という感じでした。
外の世界に早く慣れるよう、少しずつでもお散歩がんばります。
カート散歩でお花見
桜が開花した日、近くの緑地公園まで、初の「カート散歩」に行ってきました。

最初、カートに入れても子犬だし、まだ小さいので、「顔が出ないのでは?外見れないから意味ないかな」と思っていましたが・・・
そんな心配は無用でした。しっかり頭出てます。
先代犬ボノが使っていたハーネスもぴったり。
ゆるゆるだろうと思って、一番小さく長さを調整したら、ぜーんぜん入らず。😆

もはや、生後2ヶ月ちょっとのサイズじゃない気が・・・
そして、翌週には桜も満開。
ということで、同じ緑地公園にまた行ってきました。

桜、キレイでした。🌸
ちなみに、我が家のカートは、「コムペット ミリミリEG」を使っています。
軽量で取り回しがよく、キャリーの部分も取り外しができるので、畳んだ時にすごくコンパクトになるんです。
折り畳みもとっても簡単で、車に乗せるときが本当に楽チンです。
先代犬ボノが癌での闘病中、病院に連れて行く時や、歩けなくなってからの散歩の時など、大活躍してくれました。
このカートを買う際に、最後までどちらにしようか悩んだのが「AirBuggy(エアバギー)」です。
「AirBuggy」はとても人気のあるバギーで、口コミ評価も高かったです。
私も実際に試用させてもらった際、走行性の快適さに感動しました。
その理由は、「エアタイヤ」を採用しているからなんですね。
押し心地も軽く、多少の段差もへっちゃらで、押す方にも乗っているわんちゃんにも、両方に優しい使用感です。
ただ、なぜ私が最終的に「コムペット」を選んだかといいますと・・・
・本体がコンパクトでとにかく軽い
・タイヤに空気を入れるというメンテが不要
・価格が「コムペット」の方が安い
この3点です。「AirBuggy」は本体が大きく重いので、車に乗せるとき大変だし、場所もとります。
例えば、階段をもって上がらなければならないシチュエーションなどは、正直キツイなと感じました。
また、「AirBuggy」は「エアタイヤ」なので、当然空気が抜けてくるわけで、急いでいる時に「あ、空気が抜けてる!」なんてことになりかねないです。

面倒くさがりの私には、これがちょっとネックでしたね
それと、やはり価格差ですね。比べていた当時で、「AirBuggy」は7万円前後、「コムペット」は5万円弱でした。
とは言え、どちらもいい商品ですので、目的に応じて選びましょう。

お値段もなかなかお高いですからね
「コムペット」も「AirBuggy」も人気商品ですので、大きなショッピングモールなんかに入っているペットショップで取り扱っていることが多いようです。
ドッグカートをお探しの方は、ぜひお試しを!
カート散歩での変化
初めてのカート散歩のとき、やはり外の世界が怖いのか、ひたすら飼い主を目で追うという感じでした。
体を前に向けても、カートを押している私の方を振り向いて、不安げにこちらを見つめてきます。
また前に向き直らせても、体ごと振り向く、というのを繰り返すこと数回。
20分〜30分歩く間、ずっとこんな状態でした。
それから、天気のいい日はなるべくお散歩に行くようにしています。
ある時、いつも通りこちらを振り向いたと思ったら、突然、「がるるるるぅ」と言って、吠え出しました。

この声がなかなかのボリュームで、住宅街に響き渡るくらい。
こっちが、ドギマギでした。
ただ、むやみに吠えているわけではないようです。
何か訴えるように吠えるんですよね。
犬って、よく吠える子に対して、「無駄吠え」と言われることが多いですが、ちゃんと意味があって吠えているそうです。
なので、吠える原因を探って対処すれば、「無駄吠え」はなくなるんですね。
さて、ハルはだんだんとカート散歩にも慣れてきて、最近は周りの様子にも興味を示すようになりました。
ワクチン前だからと言って家に閉じ込めておかず、どんどん外に連れ出しましょう。
この大切な社会化の時期、「生後2ヶ月〜3ヶ月が勝負!」ということですね。
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